穂高町議会12月定例会・一般質問(その三)

現保健センターの後利用について

 新保健福祉センター完成移転後の現保健センターの後利用に関する質問は、正直言ってオマケの質問でした。というのも、保健福祉課長や総務課長、保健センターの職員など数人から、この後利用の計画について話を聞いたのですが、不確定要素が多くて一般質問としては組み立てにくかったからです。それで、「住民からはこんなアイデアも出ていますよ」ということと、「後利用について計画するときには住民も参加させるべき」ということを、とにもかくにも議会での発言として残すことを考えました。

 不確定要素というのは、来年の合併に向けて、新市の機構や新市庁舎がどうなるかも明確になっていないので、穂高町役場が(職員も含め)どのような形で残るのかもはっきりしていない、ということ。それが決まらないと、はじまらない話というわけです。
 それでも、今日の答弁によれば、町の希望としては、別棟にある水道課や、老朽化した棟にいる部署をまとめたいという希望があり、現保健センターは職員の休憩や昼食の場所に、あるいは会議室になどに充てることも考えているとのことでした。
 総務課長から事前に聞いた話では、現職員の8割ぐらいは残るという予想だそうで、そうなるとやはり現保健センターは職員が使うことになるのか。合併後2〜3年もすると、「残るから大丈夫」といっていた町役場(支所)から、職員の姿がどんどん消えて・・・ ということにはならないのか、本当に8割の職員が残るような体制にもっていけるのでしょうか。
 
(3)新保健福祉センター完成移転後の現保健センターの後利用について
 町としては、職員の休憩や昼食の場所に、あるいは会議室になど、様々な使いみちを考えておられるようですが、これは是非とも住民の要望・アイデアを取り入れ、住民のための幅広い活動に利用できるような方向で考えていただきたいのです。住民の皆さんからは、すでにたくさんのアイデアが寄せられております。いくつかご紹介します。

・ファミリーサポートセンター、男女共同参画センター、子育て支援センターなどをミックスした自由な空間に。
・誰でも使える公民館のような、図書館でもあり児童館でもあるような場所に。
・発表の場や講演やコンサート、展示やフリーマーケットなど、子どもから老人まで気軽に憩える場所にすれば、情報センター的な役目もはたせる。

 そして、こんなご意見もありました。「子どもの塾の送り迎えで、夜6時半から7時半まで穂高駅周辺で時間つぶししようとしても、今はいい場所がない。そんな時の、タダいられる場所としても利用価値が有る。主要週刊誌くらい置いてくれたら嬉しい。」
 また、新築ではない気軽さがあるので、この際住民に運営を任せてもらえないか。という意見もあり、これこそ住民と行政の協働のまちづくりにつながるものと期待しているところですが、町ではどのように考えているのでしょうか。

 以上ですが、町長からは「だれでも自由にと簡単に言うが、何でもかんでも自由にすればいいというものではない。そんな喫茶店がわりにみたいに考えてもらっては困る・・・」と、これら住民の提案を一笑に付すような発言があり、私はとても残念に思いました。突拍子もないようなアイデアの中に、実は物事の本質に迫るようなことが隠れていたりするではないですか。