町村議員研修会から中川暢三講演会まで

めったに聞けない話に耳を傾けた学びの夏

8月1日(月)長野県町村議会議員研修会
 会場は諏訪市、駅前市民会館。明治大学政治経済学部助教授牛山久仁彦さんの講演「分権時代の自治体経営とまちづくりの課題」、科学ジャーナリスト中村政雄さんの講演「地球環境とエネルギー」の二題を聞きました。牛山さんのお話では、「地方分権が進めば、自治体のあり方で住民生活に大きな格差が生まれる。選ばれる自治体に。」、「千葉県市川市の職員採用試験では受験料が1000円かかるが、年齢、学歴は不問で全国公募している。総務省は受験料を取るべきでないと言っているが、自治体は総務省の下部機関ではない。自治体が決めればよいこと。」など、共感しながら聞きました。地球環境とエネルギーのお話は、「へー!そうなんだ。そりゃタイヘンだ!」という気持ちにはさせられたのですが、ちょっと物足りない内容でした。

8月4日(木)らっこ通信編集委員会
 穂高町ファミリー・サポート「らっこ」運営委員会では、らっこ通信を発行しています。編集委員会というとちょっと大げさですが、この日は打ち合わせ。若いOさん夫妻と私の3人で担当しています。先月24日に開かれた「らっこ交流会」の様子を中心に、編集することにしました。お父さんが運営委員として参加してもらってるのが嬉しい。

8月7日(日)高橋哲哉講演会「靖国問題」と納涼祭
 午後、高橋哲哉さん(東京大学大学院総合文化研究科教授、哲学者)の講演会を聞きに松本へ。ちくま新書「靖国問題」を書かれた高橋さん、本と同じように実に分りやすく聞きやすいお話でした。15日が迫ってきましたが、気になる“あの人”にも聞かせたかったですね。本を読んだから・・・と思っていたのですが、聞きに行ってよかったです。
 そのあと、帰りがけに穂高町の納涼祭に参加(今年は常会長のお役目が回ってきて、役員は踊りの一員に)、帰ってきたら9時。3時間近く立ちっぱなし、踊りっぱなしで、楽しかったけどけっこうまいった。町役場の若手職員さんたちの「よさこい踊り」が素晴らしかった!

8月9日(火)中川暢三さん、合併や新市のまちづくりについて語る
 中川暢三(ちょうぞう)さん、覚えていらっしゃいますか。2002年夏に行われた“出直し知事選”に立候補し、田中知事圧勝の前に惜しくも敗退した中川暢三さんが、6月26日に行われた出身地の兵庫県加西市の市長選で初当選。この中川さんが、安曇野にやってきて、合併や新市のまちづくりについて語りました。
 手垢にまみれたような市長候補ではなく、まったく新しい視点から市長候補を発掘したいという願いから、私も参加しお話を聞いてきました。行政手腕より経営感覚をもって新市のまちづくりを見直し、実行する力のある人を!