安曇野市議会2006年9月定例会はじまる

安曇野市合併後の初めての決算議会

 1日より安曇野市議会の9月定例会がはじまりました。安曇野市合併後の初めての決算議会ということになります。
 本日4日から6日までの3日間は決算説明会です。今日は、総務部、企画財政部、会計室、市民環境部の決算内容について説明がありました。決算書の書式は、私が経験した旧穂高町のものより解りやすく、これはいいと思いました。ただ、決算の説明が数字(金額)の説明が中心になっており、事業評価に関する話があまり聞けなくて残念でした。このことについては、議長、副議長も同様の感想をお持ちのようで、「明日は決算書の数字よりも『主要な施策の成果報告書』に基づいて説明してもらおう」ということになったので、ほっとしました。
 決算審査は政策の事後評価。一つひとつの決算項目や数字は、市の政策や個々の事業を表しているわけですから、しっかりと検証・評価することで次の政策=予算につなげていかなくてはなりません。そのためにも、「決算書の数字だけでなく『主要な施策の成果報告書』に基づいての説明」をお願いしたいと思います。

 それから、今日は一般質問の通告の締め切り日でもありました。20人から通告があり、順番のクジを引いたら6番、出番は初日の9月19日(火)の6番目(午後3時前後か)ということになりました。小林じゅん子の一般質問は以下の2項目です。

◆三郷地域の木質バイオマス活用事業について
・計画がかなり進んでいるのに、近隣地域で説明会が行われただけ で、広く市民に対してきちんとした事業計画や事業内容について説明がなされていないのは問題ではないか。

・バイオマスエネルギーの利点は強調されているが、施設の安全性や環境に及ぼす影響などについてどのように考えているか。

・市は三郷地域のバイオマスタウン構想に基づく事業としてこの計画を推進し、すでに水素を製造する会社(安曇野ブルー水素有限会社)が設立されているが、いったい事業実施主体はどこになるのか。市はこの事業にどこまで関与するのか。

◆ファミリーサポート事業の今後の展開について
・市の各地域で進められているファミリーサポートの実践は、子育て支援のあり方に多くの示唆を与えるものであるが、子育て支援としてのファミリーサポートの充実と今後について、どのように考えているか。

・合併前から活動していた3地域に、堀金、明科地域のファミリーサポートが加わり、今後は市としてファミリーサポートの統合が検討されると思うが、それぞれの地域でのファミリーサポートの取組みや地域性を大事にすれば、単にサービスを統一して効率よく運営ができるようにすればいいということにはならないが、どのように考えているか。