安曇野市議会6月定例会 小林じゅん子の一般質問
~現状維持が目的化しているPTA活動を変えていこう~
6月定例会一般質問は、6月15日(木)、16日(金)、19日(月)の3日間です。
17人の議員が質問を行います。
私は19日(月)の5番目なので、午後の出番になります。当日の進行状況によりますが、早ければ午後1時40分ごろからになりそうです。
今回は「現状維持が目的化しているPTA活動を変えていこう」というテーマで、この1本に絞って質問します。
コロナ禍の3年間、PTA活動は制約を受けざるを得ず、活動は停滞せざるをえませんでした。「それで困ることってなかったよね。PTAって無くても困らないんじゃないの」から始まって、「学校と疎遠になってしまい、保護者と学校が一緒になって子どもの育ちを見守ろうという意識まで薄れてしまったのはどうかと思う。」といった問題提起まで、様々な意見が飛び交うなか、PTA活動が再開したところだと思います。
全国に目を向けると、コロナ禍で再認識したPTAの存在意義と、PTAは変えていけるかもという希望、そして「変えるなら、いま」と変革に乗り出したPTAがあちこちで見られるようになってきました。安曇野市も例外ではなく、市内17校のPTAではそれぞれにPTA活動の課題に直面し、模索する状況にあるようなので「現状維持が目的化しているPTA活動を変えていこう」というテーマで質問することにしました。
◆現状維持が目的化しているPTA活動を変えていこう
2018年3月定例会での一般質問で、「近年の傾向として、PTAが本当に必要か、あるいはPTAのあり方を整理すべきでは、という議論が起こっている」という当時の状況を考慮して、望ましいPTA活動について質問したところ、「教育委員会が直接的に任意団体であるPTAについて、こうしなさいというようなことは考えていない。」との答弁で、突き放された感があった。それから5年が経過するなかで、今や、全国のPTAは危機的と言ってもよいほどに課題・問題が山積しており、安曇野市においても例外ではない。
そこで、以下に質問する。
1、PTAの危機的な状況について、教育委員会はどのように認識しているか。
2、教育委員会は、任意団体であるPTAに直接的に助言や指導をする立場にないのか。
3、任意団体であるPTAは、入退会自由であることを周知しているか。PTAの会則・規約等に明記し、入退会の手続きを明確にしているか。PTAの加入率に変化はあるか。
4、教育委員会こそがPTAに対する固定観念を捨てて、従来のPTAを変えていくことに積極的に関わり後押しするべきではないか。
◆令和5年安曇野市議会6月定例会の会期日程は次のとおりです。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/104498.html
◆インターネットでもライブ中継をおこなっています。
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/rd/council_1.html?referrer=https%3A%2F%2Fwww.city.azumino.nagano.jp%2Fsite%2Fgikai%2F