何が「忙しい」かというと、入学式や卒業式、音楽会や運動会など、小中学校だけでなく保育園・幼稚園にも招かれます。出初式をはじめとする消防団の行事、敬老会や納涼祭といった地域行事、自治体事業の着工だ竣工だといった式典など、ありとあらゆるところからご招待や参列の要請があるからです。
ていねいに○○議会議員小林純子様と書かれた文書が届くと、議員としての私宛てに通知が来ているから公務として出なければいけないのかな、とまで思って律儀に片っぱしから出席していました。しかし、これらのほとんどは来賓として招かれているのであって、議員の公務ではないことに気がついたのは、だいぶ後になってからでした。
安曇野市議となって1ヶ月が過ぎようとしていますが、町議だった頃とは比べものにならないほど多くの「ご招待」や「ご案内」が届きます。行事の内容と、そこに議員が参列・出席することの意味・意義を考え、慎重に対応しなければと、今は考えています。
しかし市民の側には、マメに顔を出さない議員に対して「○○議員は顔を出さない。付き合いがわるい。」といった一方的なとらえをする傾向は強く、「議員の仕事」に対する市民の意識も変わってほしいと強く思うこの頃です。
あちらこちらの行事に来賓として参列しては、それが「議員の仕事」とカン違いしているようでは、どうしようもありません。次の選挙のことばかりが頭にあって、節操なくどこへでも顔を出すような議員も願い下げ。そんなことで「議員さんは忙しい」と思われるようでは、何をか言わんやですね。