選挙運動費用収支報告書

えっ!と思われるかもしれませんが、これだけです

 選挙の後は選挙管理委員会に「選挙運動費用収支報告書」(会計報告)を提出する決まりです。選挙後15日以内にということで、11月7日に提出しています。
 私の政策の基本には、行政主導や利益誘導型の政治ではなく、「私たちのことは私たちの手で決めよう」、「私たちにとって本当に必要なところに税金を使おう」という、当り前のことを実現したいということがあります。そのためには、①「住民の視点で公平・公正な判断をする」、②「利益誘導はしない」、③「利害関係で動かない」この三つを堅持すること。そして旧来型の地域選挙とは一線を画し、政策本位で支持者をひろげ、お金のかからない政治活動(選挙運動)をする。

 私の選挙公約ともいえるこの重要な課題について、選挙運動費用収支報告書を公開することで応えたいと思います。以下に、大まかな報告をいたします。(詳しい内容については、報告書のコピーを後援会事務所に置き、いつでもご覧いただけるようにしています。ホームページでもご覧いただけるように準備中です。)

◆選挙運動費用収支報告書(安曇野市議会議員小林じゅん子)
【収入】380,100円
 ・寄付 380,100円(寄付金 238,000円、労務の無償提供 142,100円)

【支出】224,797円
 ・人件費 142,100円(時給700円の労務の無償提供としてで収入に計上)
 ・選挙事務所費 5,000円
 ・印刷費 29,600円(公選ハガキの用紙代、プリンタインク代など)
 ・広告費 44,995円(ハンドスピーカーのレンタル代など)
 ・文具費 3,092円

【公費負担】136,500円(ポスター作成費は安曇野市が負担)

 えっ!と思われる方もあるかもしれませんが、これだけです。
 分かりにくいと思われる点について説明しますと、寄付のなかの「労務の無償提供」というのは、選挙カーの乗組員としてお手伝いしてくださった方々が、時給700円で働いた分を寄付とみなしたものです。
 寄付金は後援会から寄せられたものや、選挙期間中に様々な支持者の皆さんから1,000円、2,000円といただいた貴重なお金の積み重ねです。

 選挙事務所費は、後援会事務所として借りている場所をそのまま使ったので、光熱費も込みで5,000円と格安ですみました。
 食糧費がゼロなのは、選挙事務所に欠かせないと思われている「炊き出し」をまったくしなかったからです。事務所スタッフもお手伝いに来てくださった方も、食事代は自己負担でやりました。無償でお手伝いをしたうえに、食事もお金を払わないと食べさせてもらえないなんて、従来の選挙の常識からいえばトンデモナイ選挙事務所ということになりますが、それで困ることは何もありませんでした。
 また、2度目の選挙だったので、選挙事務所や選挙カーの看板など再利用でき、その費用もゼロですみました。電話作戦もしなかったので、選挙事務所としての電話代もゼロでした。

 このほかに、選挙を目指すならば、政治活動として必ず必要になる政策チラシやリーフレットの印刷代や、初めての選挙ならば各種看板類の作成費が必要になりますが、次の市議選からは選挙カーの費用も公費負担になりますから、そういった諸々の費用を加えても30万円あれば立候補可能です。
 もう一つ、市議選に立候補するには供託金として30万円必要ですが、これは有効得票総数÷議員定数÷10以上の票を獲得していれば、選挙後に返して貰えるお金ですので、なんとでもなるのではないでしょうか。

 以上、ざっと報告させていただきましたが、応援してくださった皆様の物心両面にわたる支援があったからこそ当選できた選挙です。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。