12月定例会・一般質問は10日11日の2日間にわたって行われました。4月の議員改選後、6月定例会には12名、9月には10名、今回11名が一般質問に立ち、また一度も質問しない議員もなく、議会活性化の傾向を喜びたいと思います。
この春までは、一住民として一般質問や常任委員会の傍聴に行き、議論が低調だとか、何の問題提起もなく分かっているような事を聞くだけの質問だとか、そんな状況を見聞きしてきたので、自分が議員になったらもっと実のある一般質問をしようと考えていました。
尊敬するある先輩議員から「知らないことを聞くのが一般質問じゃないのよ」議員が分からないことを尋ねる場ではないと言われ、え?と思ったのですが、よく考えればその通りです。分からないことは、前もって調べておき、それをもとに行政側・町執行部を追求し、議論するのが一般質問だということです。質疑や質問することにより、町の政策を見直させたり変更させることができるのですから、議員にとって最も重要な発言の場ということになります。そういえば「一般質問は議員の晴舞台」とは、よく聞く言葉です。
さて、その”重いアドバイス”を胸に、一般質問に臨んできたのですが、初めての6月定例会では、先ずは「一般質問なるもの」を体験し議場の雰囲気に慣れる、それで終わってしまいました。2回目の9月定例会では、1時間の持ち時間の中で幾つも質問するのは難しいと気づき、2項目に絞りましたが、想定外の答弁などあるとドギマギしてしまい、問題点を浮かび上がらせることができませんでした。
そして今回は、いくらか慣れてくるはずの3度目でしたが、なかなかそんな訳にはいかず、難しさを噛みしめているところです。合併問題に関して情報提供とアンケートについて質問したのですが、町長や助役の答弁に対して、それは違うのでは?と反論したり討論したりするうちに、肝心の質問がどこかへ抜けてしまい、はっきりとした答えを(「やります」なら最高ですが、たとえ「できません」であっても)引き出せずじまいで、この点は最悪だったと反省しています。
さて、私の穂高町議会12月定例会における一般質問の内容ですが、このホームページの紙面(1ページ1000文字以内)の関係上、一括掲載できませんので、それぞれ別の活動報告のページでご覧ください。