町村合併について住民投票を進める会

三郷村、明科町からも参加者が

参加者は33名、三郷村や明科町からの参加もありました。まず、荻原議員から挨拶と住民投票条例の必要性、その制定の方法についての説明があり、私から「町村合併について住民投票を進める議員の会」ができるまでの経過と、この会が目指すものについて話しました。その後、質疑応答、意見交換。熱のこもった話し合いがなされました。
 先ずは気になる住民投票条例の制定に至る具体的なスケジュールについて。住民投票条例の制定について議会に提案、9月議会に間に合わせるためには、8月27日までに住民投票条例の条例案を添えて議会に提案しなければなりません。議会の本会議は9月4日から始まり、常任委員会、場合によっては特別委員会の審議を経て22日の本会議で採決されます。現在この住民投票条例の制定に賛成を表明している議員は5名、まだ決めかねている議員数名、反対※数名程度とみていますが、賛成はまだ過半数に達していません。個別に各議員に当たって話をしてみたいと思いますが、条例案可決は難しい状況です。
 22日の本会議で条例案が否決された場合は、ただちに住民の直接請求による住民投票条例の制定を求める運動を開始する必要があり、そのための準備は今すぐにでも始めなければなりません。住民の直接請求といっても、最終的には議会の採決が必要なので、集める署名は規定で有権者の50分の1以上あればよいとはいえ1000や2000では力になりません。。有権者(約24000人)の過半数は集めたいところです。
 住民投票そのものの必要性について、もっと強調しされなければならないと思うのですが、住民投票と合併の議論がどうしてもゴチャゴチャになりがちでした。結論としては合併に賛成の人も反対の人も、住民自らが充分に議論して合併についての意思を明らかにすることが何よりも重要であり、そのためには住民投票条例の制定が是非とも必要であるという事を確認し、「町村合併について住民投票を進める会」が発足しました。
その他、住民投票条例について「今ごろではもう遅い」「議員が全面に立ってもっと緊迫感をもってやってほしい」等の意見も多く出され、責任の重さを感じました。何とか住民の皆さんと協力して進めていきたいと思います。

※当初は「反対10名程度」としましたが、「反対数名程度」が妥当な数と判断し訂正しました。