安曇野市の新年度予算「ここが気になる」~3月7日は議案質疑
~議会としてチェック機能をはたすための議案質疑~
3月の議会は「予算議会」と言われます。安曇野市の新年度4月からの一般会計予算、国民健康保険や介護保険などの特別会計予算、水道事業や下水道事業などの企業会計予算等々、すべての予算案を審議するのが3月定例会です。
3月7日には、それら予算案について質疑が行われました。「質疑」というのは、議案について疑問の点を問いただしたり、不明な点について説明を求めることです。簡単に言えば質問することですが、質疑を単なる「質問=わからないことを聞く」だけで終わらせてしまっては、もったいないことです。
議会という公の場で質疑することによって、行政側も質問にただ答えるだけでなく、問題点が明らかになったり、政策見直しのキッカケになったりするわけで、そのような的確な質疑を行うことは議員の重要な仕事だと考えます。
一般質問する議員がいつも20人ぐらいあるのに比べて、本会議で議案質疑する議員はいつも数人。安曇野市の1年間の予算が決まるという時ですから、各議員がそれぞれの得意分野、関心あるところで質疑を行えば、議会としてチェック機能は飛躍的にアップするのではないかと期待するのですが、今議会でも本会議で質疑したのは6人だけでした。
私は、議案第22号平成29年度安曇野市一般会計予算について、以下の3点を質疑しました。
◆議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に対する小林じゅん子の質疑
(1)2款 総務費 1項 総務管理費 1目一般管理費
定員適正化計画に基づく適正な管理について
(2)6款 農林水産費 1項 農業費 1目 農業委員会費
農地法に基づく業務について
(3)9款 消防費 1項 消防費 2目 非常備消防費
消防団運営補助金について
※詳しい質疑の内容は、このあとのページで報告します。
◆2009年11月~2013年6月 発言回数調査はこちらからご覧いただけます。2013年12月議会以降の調査結果は今年の8月ごろ発表になるそうです。
http://azsnet.exblog.jp/20768962/