目の前のかべを乗り越えるために

「議員と市民の勉強会」に参加

 13日14日は「議員と市民の勉強会」に参加。この会は、勉強したいことがあれば自主的に「この指とまれ」で提案し、集まった人たちみんなで作り上げていく勉強会です。
 今回は愛知県大府市の「あいち健康プラザ」を会場に、全国から15人が集まりました。無所属・市民派議員という条件のためか、女性議員が圧倒的に多く男性議員は2人のみ。「目の前のかべを乗り越えるために」というテーマで、下記の5項目について、13時間に及ぶハードな勉強会となりました。議員として、これができるようになれば、目の前のかべを乗り越える力になるはず、と企画したものです。講師は寺町みどりさんと寺町ともまささん。KJ法については、「む・しネット」の先輩会員さん3人にお願いしました。
①ワークショップ「KJ法を体験する」
②あなたが取り組んでみたい一般質問
③ワークショップ「議論の手法を身につける」
④論理の組み立て「主張と反論の実践」
⑤あなたが取り組んでいる議会改革

 ②の取り組んでみたい一般質問では、私は「住民にとって使いやすい公文書公開制度に」を取り上げ、《テーマ》《要点》《動機づけ》《獲得目標》《立論》《達成するための障害》の6項目で、一般質問に向けての「政策の設計」とも言うべきものを組み立ててみました。こう書くと簡単そうですが、どうしてなかなか難しい課題です。特に、現状と問題の原因を分析して客観的なデータや先進地の事例を示しながら解決の方向と目的を示す《立論》と、達成するにはどこが難しいかという《達成するための障害》については、はじめは何を書けばいいのかも分からず、事前に講師の指導を受けながら、4回書き直してやっと出来上がりました。こうして15人が持ち寄った一般質問のテーマについて、全員でディスカッションし、講師のアドバイスを受け、12月議会への意欲を新たにしました。
     
 ④の主張と反論の実践は、相手を説得するための論理的な議論ができる力を身につけることを目的に、出された課題は「立論・反論、40日大バトル」という過激なもの。
 その設定は「受講者は【市民の要求を実現するための代弁者】、あるいは【少数派の自分の立場を守る瀬戸際の議員】であり、講師は、市民の要求を拒否するダメな職員(議員)です」というもので、講座の直前までの40日間を、講師と受講者で(議論の)大バトルをしました。
 用意された問いは《1、請願や陳情、各種請求などの市民の当然の権利行使に対する不当ないやがらせをなくし、公務員の本来の在り方を問う》《2、選管らと議論し、正当な政治活動を確保するための原則を身につける》《3、少数派議員の活動妨害と法令無視・慣例重視の議会を整理する》の三つ。どれも議員にとっては切実な問題ですが、私はこの際一番馴染みのないテーマで勉強しようと1を選びました。講師扮する「ダメ職員」の言い分に納得してしまいそうな自分・・・。やっぱり基本は法律を知ることだ気を取り直し、あれやこれやを調べて反論すること3回。事前の40日間に、講師との反論の大バトルを展開し、勉強会当日は「主張と反論の実践」となりました。
 正統派の主張と反論を学んだことはもちろんですが、究極の反論は「けっして黙らないこと」というのは目からウロコでした。「何か言われて黙ってしまえば、それは認めたことになってしまう。何かヘンだな、それはちがうんじゃないかと思っても、黙っていればそれで終わりにされてしまう。だから、黙るのではなく、こじつけでもいいから何か言うこと。私は認めないという意思表示をすること。」という話は強く印象に残りました。