「広報ほたか」の評判

「やる気」のある職員の存在を実感する

 昨夜の、とある新年会でのこと、私が議員だからということもあって、町や役場のことが話題になる。そのなかで嬉しかったのは「広報ほたか」の評判。この前の号(12月25日の12月号)について「よかったよねー」、「そうそう、このごろ変わってきたよねー」に始まって、「前より読みやすくなった」、「紙面作りがスッキリした」、「ゴミの特集は、お役所的なありきたりの記事でなく、ガンバッテルナーと感じさせるものだった」など、「絶賛」とまではいきませんが、なかなかの好評でした。

 皆さんは何か気付いて、あるいは感じていらっしゃったでしょうか。「広報ほたか」は1年前ぐらいからグンとカラーページが増えて、最近はほとんどのページがフルカラーになっています。写真がカラーになるだけでも目に楽しく、ちょっと読んでみようかなという気にさせますが、あまりにカラフルだと今度は目にうるさく、読む気も失せることになりかねません。カラー刷りは難しいのです。
 もう去年のことになりますが、広報ほたかの10月号が出たときに、(それまでも気にはなっていたのですが)内容はともかくも、原色使いの文字が多く何としても見にくく読みにくいので、「こうしたらもっと良くなるのでは」と、紙面のレイアウトや文字の色使い、配色の基本的なことなど、雑誌の切り抜きなど実例を用意して広報編集の担当者に話しに行きました。
 私はてっきり、誌面のデザインなどは印刷所の手が入っているかと思っていたのですが、さにあらず。すべて広報担当の町職員がパソコン編集(DTP=デスクトップ・パブリッシング)でやっているとのことで、よくやっているなと感心したのが正直なところ。プロのアートディレクターでも頼めば、そりゃー素晴らしい紙面になるでしょうが、専門家でもない町役場の職員がやっているのですから及第点をあげてもいいかなとも思いました。
 しばらくして発行された11月号は、私のアドバイスが効いてか?!、ずいぶん工夫され、文字の原色使いが減って、目にやさしく読みやすくなったと感じました。さっそく、「よくなりましたね!努力のあとが感じられます」と応援メッセージを伝えたところ、さらに12月号はグレードアップして、記事の内容も「ゴミの旅路」だったかな、これはゴミ減量係りの職員が関わっているとのことですが、これまでとはちがうアプローチの編集で読み物としてもとても面白かったです。

 ちょっとしたアドバイスや評価を伝えることで、こんなに、すぐに、変化が現われる。「やる気」のある職員の存在を実感できたのは、とても嬉しいことでした。
 ちょうど町でも「広報ほたか」や「議会だより」について、住民アンケートをすることになっていますので、ぜひとも率直なご意見をいただきたいものです。またアンケートに限らず、お気づきの点、改善点など、メールや電話で担当課へ伝えていただいたら、大いに励みになると思いますので、住民の皆さんもお気軽にどうぞ。

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