本日開催の第12回安曇野地域合併協議会では、この合併申請の報告があり、6月の県議会で承認されれば、次は総務省への申請となり、8月ごろには国の認可を経て「10月1日安曇野市発足」告示の運びということでした。
協議では、2004年度安曇野地域合併協議会歳出歳入補正予算(第1号)(案)について、2005年度安曇野地域合併協議会事業計画(案)について、2005年度安曇野地域合併協議会歳出歳入予算(案)について、安曇野市「市章」デザイン選考方法(案)について、の4議案。
事業計画については、①協議会の開催 ②合併準備作業の推進 ③協議会だより等の発行及びホームページによる情報提供 ④安曇野・新市づくり協働塾の運営 ⑤合併機運醸成イベントの実施 ⑥その他合併に必要な事項、ということで承認されました。
補正予算と新年度歳出歳入予算については、下記からご覧ください。(傍聴者に配布された資料からスキャナーで取り込んだ画像ファイルなので、印刷には向きません。パソコン画面でご覧ください。)
補正予算では、ホームページ作成管理を協議会職員が行ったので、業者への委託料が95万円節約になっているのは評価できます。
新年度予算では、市章デザイン募集と類似デザイン調査に400万円、類似デザイン調査というのがどれほど経費がかかるのか見当もつかないので、妥当な金額なのか疑問のまま。誰か質問すると思ったのですが、それもなく、自分で調べてみるしかないか・・・
その市章デザイン募集は、4月1日から5月2日までで、募集要項は近々に協議会だよりやホームページ、新聞報道などで発表されることになっています。最優秀賞には30万円の賞金が付くとのことです。
以上の協議はあっという間に進み、その他事項で、電算システムの統合は再検討した結果、多くの職員が希望する株式会社電算に委託することになったという報告と、新市の組織・機構については次回協議会で提案するという話があり、閉会。時計をみたら2時17分、50分足らずで終わったのでした。
気になるのは、やはり電算システムの統合のこと。再検討したことは良かったが、これではたして10月1日の合併期日に間に合うのでしょうか。平林会長はじめ協議会事務局は「絶対に間に合わせる」と言いますが、実際に「間に合わせる」のは業者や職員です。
合併で盛り上がっている皆さんには申し訳ないけれど、住民はハッキリ言ってそれほど関心はありません。合併が10月1日でなくても、いっこうにかまわない人のほうが断然多いのです。ですから、合併期日にこだわらず、電算システムが確実に稼動することを最優先して考え直した方がいいと思うのですが、どうなんでしょうか?「みずほ銀行」の二の舞にならないかと、私は本当に心配です。