山麓地域に携帯電話基地局(アンテナ)建設の計画が相次いでおり、このままでは通信各社のアンテナが乱立するような状況が心配される。また、まちづくり条例により、地域住民に対する説明会も義務付けられているが、アンテナから出る電磁波の影響については説明不足で、住民が充分理解しないまま建設に同意してしまうことも考えられる。町としてもっと踏み込んだ対応が必要と考えるが、どうか。
⇒町長 二つの問題がある。一つは景観の問題で、建設には規制も必要であろう。もう一つの電磁波の問題は、その危険性についてはまだ定説は無いので、地方自治体で規制することは不可能である。
⇒(都市計画課長) 豊里区では区に加入していない方が大勢あるが、条例により今までと同様の対応をしていかざるをえない。
(3)住民基本台帳の閲覧に制限を
個人情報保護を叫ぶ一方で、自治体が個人情報を合法的に流出させるこの仕組みが相変わらず続いていることには大きな矛盾。個人情報を守り、悪用を防ぐためには、住民基本台帳の閲覧を制限したり、悪用されにくい閲覧方法を工夫する必要があると考えるが、どうか。
⇒(住民課長)悪用されにくい閲覧台帳の作成や閲覧方法についての検討が必要。新市発足に向けて準備を進めていく。
(4)外国人に市民としてしっかりとした位置づけを
穂高町に住む外国人の数は1,000人を数える。合併5町村ではさらにその数は多くなり、安曇野市の市民としてしっかりとした位置づけと配慮が必要だと考えるが、どうか。
⇒町長 新市の大きな課題として取り上げていくよう期待する。
⇒住民課長 新市の本庁、企画財政部のまちづくり推進担当が窓口となり、現在、豊科町と明科町にいる相談員が本庁付となって対応していく。