私は2月の研究会の担当になっているので、そちらの準備もはじめました。2月の政策研究会は、自治体財政に詳しい山崎正先生を講師に招き、自治体予算の基本、予算審議の着眼点などについて勉強する予定です。
山崎先生は、東京都庁に就職し、福祉、財務、研修などの仕事に従事、この間、二度の渡米で米国の財政制度を研究、地方自治や自治体財政に関する本を何冊か書いておられます。
4時間みっちりの講義は間違いなく実になるものと思いますが、それ以上に楽しみなのは、山崎先生との交流会。予算審議に関する悩みや問題・課題について意見交換するなかで、解決策の手がかりがつかめるのではと期待しています。
8日は安曇野市消防団の出初式があり、議員は来賓として招かれました。安曇野市としては初めての出初式ということでもあり、どんな様子かと出掛けてみました。
実は、旧穂高町での出初式では、来賓に酒やツマミのお土産があってビックリ、予算審議では「予算のムダづかいではないか、お土産はいらない」と意見したことがあるのですが、その時の担当者は「5町村それぞれにやっていることなので、合併してから検討したいと思う」と言っていたのです。
さて、合併した今回はどうだったかと言いますと、なんとお土産はありませんでした!ほっとしました。ああ、よかったと思いました。だって、暖かい支度をして、暖房の効いたバスに乗せてもらって、出初式に参列するだけでお土産をもらって帰るなんて、それも税金で賄われていることを考えれば、何か後ろめたい感じさえしたのですから。
お土産の予算が、本来の消防活動に回してもらえたなら、それがなによりと思いました。細かいことですが、こんなことも合併しなかったら、いまだに続いていたかもしれません。
10日には、議会の広報誌「安曇野市議会だより」の編集について、議会事務局と相談、打合せをしました。12月議会のさなか「安曇野市議会だより」の印刷仕様について検討し、暮れも押し詰まったころに市の契約管財課へあげたので、業者選定は年が明けた今すすめているところだそうです。
それでも、2月8日までに印刷が上がらないと、2月の文書配布に間に合わないので、印刷業者も決まらないうちに編集作業はスタートしなければなりません。全体の誌面構成やデザイン、ページレイアウトも決まらないうちに原稿依頼をしなければならず、かなりアバウト、試行錯誤の状態。前途多難ではありますが、なんとか市民のみなさんに「読んでもらえるもの」、親しまれる広報誌を目指して頑張りたいと思います。