塩尻にある長野県林業総合センタ−で、信大農学部森林科学科卒論発表会があるというので出かけてみました。今年は学生だけでなく、森林(もり)に関わる研究者、ボランティア団体、一般市民、行政等が一堂に会し、ともに技術研修や様々な研究発表が行われ、にぎわっていました。長野県職員に採用が決まっているという学生さんの発表は、大いに期待をいだかせるものでした。
林業総合センタ−から北へ向かう帰り道、あまりに美しい北アルプスと青空のコントラストに、思わずクルマを停めてしばし見入ってしまいました。
2月22日(水)決算説明会
3月定例会で審議される旧5町村の決算について、事前の説明会が行われました。22日は豊科町と穂高町の決算について説明、朝9時から夕方4時過ぎまでかかりました。既に支出されてしまったものとはいえ、ちょっと気になる点もいくつかあり、議会が始まるまでには調べておきたい。
2月22日(水)会派代表者会議
決算説明会のあとには会派代表者会議があり、無会派の私はオブザーバー参加(発言はできるが、決定には関われない)。松本広域連合議会の議員定数が2削減され、穂高広域施設組合議会の議員定数が1増加になり、人事の調整をどうするかというのが大問題となりました。
これら安曇野市議会から選任されて出て行く議員は、会派の規模(所属人数)によって割振りすることが申し合わせのようになっています。松本広域連合の方は、最大会派の五一会から4人、安政会1、共産党市議団1、平会1となっていますが、2人減らすとなるとどうするのがいいか・・・。五一会からは一人減らすかわりに、穂高広域の方へ減らされた一人を入れるという条件付の提案が出てきたので、よけいに難しい相談になってしまいました。会派の代表者だけでは決められないということで、各会派で再度検討してもらうことになりました。
そもそも、会派の大きさ(人数)で割振るという考え方に問題があるのでは。
2月23日(木)わかりやすい決算書は旧明科町
決算説明会二日目は三郷村、堀金村、明科町の決算について。決算書は自治法に基づいて作られているので基本的にはどこの市町村でも違いはないのですが、明科町の決算書はA4縦の見開きで見やすく、支出金額についても細かい説明がついておりわかりやすいものになっていました。これなら一般市民が見ても、町の事業の内容がある程度わかるのではないかと思いました。
住民との協働、住民参加を言うなら、予算・決算はわかりやすく示さなくては、参加のしようがありません。小布施町やニセコ町(北海道)の取り組みをお手本に、安曇野市でも住民向けの予算書ができないものだろうか。
2月24日(金)万水川の改修の見直しは
万水川最下流工区(大王わさび農場、駐車場周辺)の河川改修事業を進めるにあたり、地域住民が参画・協働し、計画に関する景観面についての議論をすることにより合意形成を図ることを目的として「万水川水車小屋周辺の景観を語る会」が作られました。(安曇野建設事務所ホームページより)
私の友人も参加しているので、まずい方向には行かないだろうと安心していたのですが、今日その話を聞いてちょっと心配になってしまいました。これまでに4回の会議が開かれたそうですが、年度末を控えて結論を早く出したいという県職員の思惑が感じられ、話し合いがしにくい状況だというのです。「ちゃんと景観のことも考えて住民参加で議論しました。しかし、治水のことを考えると当初の計画に添った形で進めるのがよいという結論になりました」で終わりにするようなことがないよう、時間をかけて納得のいく進め方をしてほしいと思います。