7月前半の活動まとめて報告

ここには書ききれない情報や相談もたくさんありましたが

7月4日(水)第2回安曇野市国民保護協議会を傍聴
 「安曇野市国民保護計画(素案)」と5月に実施したパブリックコメントについて、事務局からの説明がほとんどを占めるかたちで1時間ほどで終了、あっけないくらいでした。委員は20名、しかし質問など発言は二つ、三つで、自己紹介以外に一度も声を発していない委員がほとんどでした。パブリックコメントについても事務局側(安曇野市)は、「参考意見として聞くが、保護計画の変更はない」とアッサリしたもの。そして、「特に異論はないようなので、これをもって答申とさせていただく」と会長(安曇野市長)。これで決まりなの?!と首を傾げつつも、あまり熱心に取り組んでもらうことの危険性=住民の「避難」と「安全確保」を隠れ蓑にして、戦争に備える体制づくりが進む恐れがあるわけで、複雑な思いをいだいて帰ってきました。

7月4日(水)三郷ベジタブルに情報提供を求める
 6月議会でも取り上げた三郷ベジタブルの経営不振の問題にかかわって、旧三郷村(現安曇野市)と三郷ベジタブルと金融機関が交わした損失補償契約の情報提供を求めたところ、「市の情報公開請求の手続きによってやってください」ということで、すぐに見せてもらえず。なぜこうも情報を出したがらないのか・・・

7月5日(木)古厩地区PTA教育懇談会に参加

7月7日(土)みどりネット信州の月例政策研究会に参加
 今回のテーマは「予算の見方、チェックの仕方」。私が導入役ということで、資料を用意しました。その資料の最初に書いたことは、「小林じゅん子はいつも市民派、ずっと無党派です。選挙でも議会でも、特定の政党や既存の利益団体とのつながりや利害関係をもたないのが無党派議員です。市民の視点で市民のための政治をするのが市民派議員です。わたしが議員になったのは、「私たちのまちのことは私たちの手で決めよう」「私たちの生活の本当に必要なところに税金を使おう」という当り前のことを実現し、暮らしやすい地域社会を作っていくために、有効な手段と考えたから。市民の税金が適正に使われることを願って議員活動をしています。
 一方、議員としての立場がちがえば予算の見方も変わるようで、自分の地域の事業にどれだけ予算が配分されたか、特定の市民や業者に頼まれた案件に予算がついたかなどに関心が集中し、「全体の奉仕者」であることを忘れている議員も少なくありません。」
 こんな導入にしたのは、みどりネット信州の会員は議会において良心的な少数派だからです。しかし、たとえ少数派であっても、一人であっても、法的根拠を熟知すれば、議会で闘うことはできる。なぜなら、議会の構成員である議員は法的に対等・平等であり、議員としての権力と権限を持ちはしても、それは法にしたがって働くことを基本としているからです。違法なことに「数の論理」は通用しないということ。
 ですから、予算チェック初級編としては、「違法」、「不当」、「不適切」はないかをまず見る・・・ こんなの導入にもかかわらず、質疑や意見交換で大いに盛り上がり充実した政策研究会となりました。

7月11日(水)三郷ベジタブル決算書を分析
 といっても、この私に企業会計の決算書の分析などできるはずもありません。かねてより分析をお願いしていた農業法人会計に詳しい会計士さんと顔合わせ。十数ページに及ぶ分析結果を、わかりやすく説明してくださいました。「会社の現場を見ていないので、決算書だけからわかることに限定されますが」という前置きがあって、「それにしても、数字だけ見れば、これはもうどうにもならない内容ですね。傷を大きくしないうちに身の振り方を考えないと・・・」ときました。「やっぱりそうか・・・」という思いに、4月に出た経営改善計画の甘い見通しが重なって、暗澹たる気持ちになりました。さあ、どうする!

7月12日(木)福祉教育委員会で勉強会
 穂高にある安曇野市の健康支援センターで、安曇野日赤病院改築事業にかかわる経過について、勉強会というかたちで病院側の説明を聞きました。日赤とはいえ市民病院的な役割を担っており、なくてはならない病院です。だれもが新病院での診療を待ち望んでいます。事業費約90億のうち、安曇野市がどれだけ補助するかということも気になるところです。病院側の説明では、工事には19ヶ月を要し、移転工事を2ヶ月間取り、平成22年1月には新しい病院での診療が出来る計画で進めていく。その後、2期工事として8ヶ月をかけ、既存建物の解体、駐車場整備、外構工事を行い、22年9月には完成予定とのこと。
 委員のなかには、医療関係や金融関係で働いた経験のある議員がおり、様々な観点から質問がありました。わたしはもっぱら聞き役でしたが、たいへん勉強になりました。

7月13日(金)安曇野市議会だより第7号の編集始まる
 朝9時半から議会広報特別委員会、市議会だより第7号の編集が始まりました。編集作業に先立って、4月からの懸案「市議会だよりに反対討論・賛成討論の発言者名を明記するか否か」について協議。5月31日の議会運営委員会でも話し合ってもらったが、広報特別委員会で結論を出すようにと差し戻されてしまったからです。
 ここでも結論は出せず20日の委員会に持ち越しとなりました。その後の経過については改めて報告しますが、とりあえず信濃毎日新聞の記事「発言者名の公開めぐり意見対立 安曇野市会」でご覧ください。

7月14日(土)男女共同参画のワークショップに参加

7月15日(日)16日(月)種まき通信の編集、印刷。