新しい安曇野市議会の会派が決まりました

~小林じゅん子は無所属でいきます~

 

 本日23日午前9時、会派構成の申し出の期限ということだったので、9時過ぎに議会事務局へ電話できいてみました。すると、会派の届け出が無かった(無所属でいる)議員は、荻原議員、増田議員、山田議員、そして私の4名ということがわかりました。
 午前11時には事務局へ出向き、この4名が無所属で活動していくことを確認。午後の会派代表者会議には荻原議員に代表として出席してもらうことにしました。そして、通常非公開となっている会派代表者会議を公開とするよう提案してもらうことにして、午後の会議を待ちました。

 さて、注目の新しい会派構成ですが、次のようになりました。
 公明党 3名
 共産党安曇野市議団 3名
 信政会 9名
 政和会 6名
 無所属(会派を組まず) 4名

安曇野市議会会派構成2013年10月23日現在

 聞くところによると、「大きい会派にしよう」、「保守の議員を集めよう」という掛け声のもと、何と15名(定数25ですから過半数超え)が集まり、議長を目指す議員を中心にして2会派に分かれたということです。当初は3会派にしたかったが、上手くいかなかったとも聞きました。
 こうなると、「主義・主張を同じくする」、「政策の方向性が一致する」という会派の基本から遠く離れているようでもあり、会派制の弊害が出てくるのではないかと心配です。加えて、個々の議員が選挙で訴えたこと・主張してきたことと、数の論理の大会派や保守勢力に着くことが矛盾しない人が、ほんとうに15人もいるのでしょうか。疑問です。

 さて、午後の会派代表者会議は公開となり、(4年前のような)http://junko.voicejapan.net/blog/2009/11/18/3518/無所属議員を軽んずるような動きもなく、スムーズに進行しました。
 あれ?と思ったのは議長選挙の進め方について、「立候補者が1人しかなくても選挙をするのか?」という問いがあったこと。私は議長ポストに3~4人は手があがるだろうと思っていたので、この問い掛けにはちょっとビックリ。もしかして、既に信政会と政和会で調整して(前半の2年はこの議員で、後半の2年はあの議員というようにして)議長候補を1人に絞っているのかな?そんな気もしました。

 安曇野市議会になってからは、議長を決めるのに指名推薦(特定の候補者をあらかじめ指定して会議に諮り、全員の同意によってその者を当選人とする方法=市民からは選任の経過が見えない)ではなく、立候補制にして選挙で選ぶことにしたのに。もしそのようなことが行われているとすれば「偽装選挙」みたいなものです。だったら指名推薦の方がまだましです。会派の数や枠組みなどにとらわれず、自由に立候補し、また自由に投票してもらいたいものです。