安曇野市の投票率の低下から見えてくるもの

種まき通信 第60号まで発行しました

 

~市民のために働く身近な議会へ~

2005年 投票率75.7%(合併して初めての市議選)
2009年 投票率69.3%
2013年 投票率64.6%

ご覧のように、安曇野市の投票率は急激に低下しています。2017年の今回の選挙、投票率はどうなるかとても気掛かりです。市政や議会への無関心が、この投票率の低下を招いているとすれば、とても残念なことです。

議会への無関心はどこから来るのでしょうか。それは、議会が何をしているのかわからないから。そして、一人ひとりの議員が何をしているのか見えないから。そこへもってきて、全国的に議員の不祥事があとを絶たず、不信感だけが増したことにあると思われます。わからないことや見えないことに人は関心を持ちません。不信感は人の心を閉ざします。この悪循環がさらに議会と市民を遠ざける。それが現状ではないでしょうか。

私は議会を身近に感じ、関心を持ってもらうために、小林じゅん子の議会だより「種まき通信」を、定例議会毎に発行してきました。このホームページで読んでもらえるよう公開するとともに、新聞折込も使ってでできるだけ多くの市民に届ける努力をしてきました。

◆種まき通信 まとめてこちらからご覧いただけます。
http://junko.voicejapan.net/blog/category/%e7%a8%ae%e3%81%be%e3%81%8d%e9%80%9a%e4%bf%a1/

選挙は、議会に関心を持ってもらうよいきっかけになります。あなたが投票した「その議員」が議会でどんな動きをしているのか、気になったらチャンスです。気になれば、議会のネット中継を見たり、議会傍聴に出掛ける気にもなるでしょう。議会だよりを読んだり、議会のことを日常の話題にするなど、身近な議会への好循環が生まれるはずです。そして、場合によっては「その議員」への評価が定まらなければ、次の選挙では落選ということもありうるわけです。そうやって議員が市民の評価にさらされることで、よりよい議員が育ち、市民のために働く身近な議会へと変わっていくことになります。

だから、必ず投票に行ってください。