新型コロナ対策含む補正予算を可決

~一律10万円の特別定額給付金予算含む107億3,600万円~

安曇野市の新型コロナ感染症対策に関するホームページ

新型コロナウイルス感染症に係る安曇野市の緊急施策補正予算の審議のために、臨時議会が令和2年5月15日に招集されました。

新型コロナウイルス感染拡大に対し、国の補正予算と市の緊急経済対策事業など、速やかに実施しなければならない事業に対し、追加予算を計上する補正予算の審議を行いました。

午前10時から開会した本会議、換気に十分配慮をし、議員はじめ参加者、傍聴者はマスク着用で会議に臨みました。また、議案説明はそれぞれ担当部長が交代しながら議場に入り説明を行い、3密を避ける形で行われました。午後の委員会審査を経て、補正予算を含むすべての議案が可決され、臨時議会は閉会しました。
主な補正予算の内容は、 新型コロナウイルス感染拡大への緊急経済対策として、国民一人当たり10万円を給付する定額給付事業(国庫対応)ですが、安曇野市独自の対策費としては以下の通りです。

 

◆児童手当を受給する子育て世帯への国の臨時特別給付金(児童一人につき1万円)とは別に2万円を給付
◆小中学生に1人当たり2枚の布マスク配布
◆小中学生の5月分の給食費の保護者負担を全額減免
◆水道料の基本料金1期分を全額減免
◆県の休業要請の対象外となった営業自粛店舗などに支援金10万円を給付。5月7日以降も感染防止対応を続けた場合、休業要請対象の事業者を含め10万円を追加支給
◆中小企業などへの制度資金の融資枠を36億円から44億円に拡大
◆テークアウトや家事代行等のソーシャルビジネスを始めた事業者に対し10万円を上限に費用補助。
国からの一人当たり10万円の給付金(97億5千万円/安曇野市民)などを除いた市単独事業の予算は約7億円で、ふるさと寄付や財政調整基金(市の貯金)を充てることになっています。

 

さて、5月14日、政府は長野県を含む39県の「緊急事態宣言」を解除、新型コロナ感染の終息も見えてきたようにも思えますが、専門家の意見によれば「新型コロナウイルス終息まで二年程度はかかる」との見方も。集団免疫、ワクチン開発、そもそものこのウィルスの特性等々、さまざまな要素から検討すれば、そう簡単に終息の見通しは立たないようです。

 

経済活動の低迷は今後も続き、市民の生活は今後もじわじわと影響が及んでくると思われます。国は新型コロナウィルス対策の第二次補正予算を準備していますが、安曇野市でも今回の補正予算に引き続き第二次の緊急対策補正予算を検討しいるようです。ここは、議会としても、市民サイドで「今なにが必要とされているのか」を見極め、市に提案し実現につなげていきたいです。
このホームページの「お問い合せ」からも、いくつかご意見、ご提案いただいております。たいへん参考になりますので、どうぞお気軽にお寄せください。

 

ここからは、全国一律の支援制度の一覧、安曇野市の支援制度についてのご案内です。ここで、重要なのは、これらのほとんどが「申請しなければ給付は受けられない」ということ。
制度や申請手続きについてご心配があれば、小林じゅん子もご相談お受けします。(電話:090-4546-3496 メール:junko@childnet.ne.jp)


安曇野市の新型コロナウイルス感染症関連情報
※支援制度一覧もあります。


弁護士永野海 法律と防災のページ 新型コロナ対策支援カード
※弁護士さんが わかりやすくまとめた支援の一覧です。
個人用・事業者用 ありますので、必要な方はダウンロードしてご覧ください。


生活を支えるための支援のご案内(新型コロナウイルス感染症施策リーフレット)
※厚生労働省がとてもわかりやすくまとめた生活支援リーフレットを作成、ホームページからご覧いただけます。お役立てください。


マスク、手洗い、人ごみを避け、この安曇野の自然の中で、免疫を高く維持して身を守って下さい。