5Gとは移動通信システムの5th Generation、つまり第5世代という意味

~5G導入に際しての慎重な自治体対応を求める陳情~

パンフレット『「5G」ここが問題!』の表紙

昨年の6月議会から継続審査になっていた「5G導入に際しての慎重な自治体対応を求める陳情」は、12月議会で不採択(否決)となってしまいました。

スマホやWi-Fiの普及に何の疑問も持たず便利に使っている人が多いですが、電磁波による健康被害は無視できない状況になっています。実際に被害を訴えている人も多く、世界に目を向ければ、5Gに厳しい規制をかけている国も少なくありません。

従来の基地局アンテナは半径数kmの距離で建てられていたのに比べ、5Gのアンテナは半径約800m毎の設置が必要なため、多数のアンテナが建つことになります。つまり、これまでより多くの人々が、近距離から電磁波の影響を受けることになります。

この陳情は、知らないうちに5Gアンテナが建つことが無いよう、行政の関与を求めたもので、私は大賛成。不採択は残念でした。
既に市内3か所に5Gアンテナ設置が決まっています。まだ先の話、ではないのです。どんどん増えていくでしょう。心配です。

この陳情の委員会審査にあたって、5G推進の立場からNTTドコモ、5Gの問題を指摘している市民科学研究室の上田先生に、福祉教育委員会でそれぞれお話をお聞きしました。
その時に参考資料として紹介いただいたパンフレット『「5G」ここが問題!』は、こちらから入手できます。