9月定例議会は「決算議会」、決算質疑は市の政策の事後評価

~安曇野市議会は丁寧に質疑やってますね~

2023年9月12日の本会議質疑

「丁寧に質疑やってますね」、「安曇野市議会はまじめだね」と言われることが、実は度々あって、「うちの議会じゃ、決算に質疑する議員なんてまずないよ」みたいな話まで聞くので、常々なんだかな~それじゃ議会の役目がはたせないんじゃないの?!と頑張ってきたようなところがあります。

決算は、市の施政方針、当初予算で示された重点課題に対する事後評価であり、次年度に向けた予算編成の基本となるものとして重要な意味を持ちます。決算から見えてきた課題・問題を後年の予算執行に役立てる、そこに決算の意義があります。ですから、決算質疑は重要なんです。

ということで、今回の議案質疑・決算質疑は8人の議員が21件の質疑を行いました。
行政側からは、「質疑が多いと『安曇野市は行政側に問題多いんだね』みたいに誤解されるんで・・・」といったぼやきの声まであったとか。いえいえ、そんな誤解などないですよ。市行政も議会も将来につながる決算審議を目指していきましょう。

小林じゅん子は以下のような観点で質疑しました。
・「下水道使用料の改定の必要性に関する検証業務」の債務負担行為に関する詳細について

・持続可能な農業、環境保全型農業の推進にあたって、環境保全型農業直接支払交付金の活用のこれまでの実績と評価、さらなる取り組みについて

・教育支援センター運営事業の運営状況や関係機関との連携について

・児童生徒の多様な学びの場の保障について、教育費の直接的な経済支援が求められているが、調査・検討は進んでいるか

・第3期安曇野市地域福祉計画が令和4年度で一区切りとなったが、その取り組みの実績と課題について

質疑の映像はこちらからご覧いただけます。
◆令和5年9月定例会 ー 09月12日 本会議(議案質疑・委員会付託)
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/rd/speech.html?year=2023&council_id=52&schedule_id=5&playlist_id=1&speaker_id=0