穂高町の青少年保護育成条例は?

2004年11月27日 21時08分 | カテゴリー: 活動報告

穂高町PTA連合会と町理事者との教育懇談会で

 例年この時期に開かれている懇談会。今年は穂高南小を会場に開催されました。町内の小中5校と幼稚園から、現状と要望事項が発表され、それに町行政側が答えるという形で進められました。全体で90分、ざっと一通り話したところで終ってしまったので、もう少し時間がほしかったです。
 実は、この教育懇談会には、過去にPTA役員として数回参加したことがあって、その頃は中学校が(まだ2校になる前で)荒れていてたり、小学校では学級崩壊に近い状況があったりで、どこか沈鬱な雰囲気が漂うような懇談会だったことを思い出しました。
 その後、中学校が二つになり、小学校の3年生までが30人規模学級になるなど、学校の教育環境は格段に向上し、子どもたちにも良い影響が感じられるこの頃です。

 要望で多かったのは、通学路の安全と整備について。これは、毎年必ず出てくる問題で、それも何度要望しても先送りで、なかなか実現しないという悩ましい問題です。信号や歩道の設置など道路や交通安全については公安委員会の管轄で、町が直接手を下せない仕事だということや、どこからやるか優先順位もあって難しいというのですが・・・、それにしても、毎年毎年同じようなことの繰り返しで進展しないのは、やはりどこかに、つまり行政やお役所の仕組みや仕事のやり方に、何か障害となるものが隠れているのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
 そんななか、町の事業として進展があったのは、穂高東中正門南側道路の問題。道路の拡幅や歩道の整備が望まれていましたが、やっと設計段階になり歩道建設に向けて動き出したという報告がありました。

 もう一つ、今回最も切実感をもって語られたのは、いわゆる有害自販機(アダルトビデオやDVDなど)の問題。一時期の目に余る状態がやっと改善され一安心していたところが、またあちこちに設置され始めたのです。アダルトビデオなどその商品の質も問題ですが、いつでもどこでもOKの自販機で売るという無責任、節度の無さには腹が立ちます。
 PTAからは、住民の運動で撤去させたり、設置させないようにするには限界があるので、青少年保護育成条例のようなものを作ってほしいという意見もありました。法律の網をかいくぐって営業しているアクドイ業者を取り締まれるような、実効性のある条例がはたして可能なのか。
 長野県は全国で唯一この種の条例が無く、条例で規制するのではなく、県民の理解と関係業界の協力を得て、行政も一体となった県民総ぐるみの運動として自販機の撤去要請に取り組み、新たな自販機の設置をさせないような啓発活動の強化に努めるという方針です。私もこれに賛成で、有名無実となってしまうような条例なら無い方がいいと考えてきたのですが、もうそんなことも言っていられないような世情なのかもしれません。青少年保護育成条例、健全育成条例など、まずは調べてみようと思います。