会派「民心・無所属の会」に加わりました

~無所属議員は議会改革推進委員会に入れない
       という扱いを避けるため~

 ご報告が遅れてしまいましたが、2015年11月25日に小林純子は会派「民心・無所属の会」に加わりました。安曇野市議会の会派制の問題については、これまで繰り返し指摘しながら無所属議員でいることの意義を訴えてきましたが、いよいよ無所属議員を無視するかのような扱いが目に余る状況となったため、会派に所属するという「便宜的な身の処し方」を選ぶことにしました。

 2013年10月の市議選のあと、無所属議員は4人となり(4人の顔ぶれは変わりましたが)、任期折り返しの昨年10月までは特段の不自由なく活動してきました。しかし、その後の議会人事ではことごとく不利な扱いを受けるようになりました。
 そのため、無所属議員4人は会派をどうすべきか検討しました。結論は会派「民心・無所属の会」を設立し(荻原議員、林議員、増田議員の3人)、小林純子は無所属議員として残ることとし、「民心・無所属の会」と小林 純子は共同歩調をとって活動していく道を選びました。
 私が無所属でのこることにしたのは、4人で会派「民心・無所属の会」を組むことになれば、無所属議員がゼロになってしまうので、その結果「安曇野市議会は実質的には会派制」ということになり、議会基本条例や議員平等の原則に反するような状況を認めることになると考えたからです。

 これで何とかいけると始まってみたところが、その後の議会運営において無所属議員を蔑ろにするような動きが改まらず、議会改革推進委員会の委員選任にあたっては、定数に余裕があるにもかかわらず「会派の人数で按分する」方法により、無所属議員は排除されることになりました。
 この状況に至って、安曇野市議会においては無所属でいることが議員活動に大きな不利益をもたらし、その活動を大きく制限されることとなってしまいました。そこで、小林純子は、この状況を回避し、さらなる議会改革を進めるという「実」を取るため、会派「民心・無所属の会」の議員として活動していくことにしたのです。
 そうすることで、議会改革推進委員会の委員選任において、民心・無所属の会が3人だと按分人数1.2で委員数1人のところ、わたしが加入して4人になると、按分人数1.6で委員数2人となり、議会改革委員会に2名の委員を送り出すことができる。私の望む議会改革委員になることができる、そう考えてのことでした。

 ところが、です。冒頭に「2015年11月25日に小林純子は会派「民心・無所属の会」に加わりました」と書きましたが、この11月25日という日付が問題視され、事はそう簡単に進みませんでした。
 議会改革委員の会派推薦は11月24日までとなっていたことから、「25日に会派が4人になったからといって按分率は変えられない」という議員があれば、「定数10人のところ、9人しか出てないのだから、意欲ある議員を加えて何の問題があるのか」という議員もあり、再検討することになったのです。結局、任期切れ寸前の11月30日になって、ようやく会派「民心・無所属の会」の按分人数1.6が認められ、小林純子は議会改革推進委員となることができました。

◆関連情報がありますので、こちらもご覧ください。
http://junko.voicejapan.net/blog/2015/11/21/5386/