あづみ野ランドの大規模改修計画に住民監査請求
~プール廃止を望む声はどこに?おカネをかけなくてもプールは残せる~
あづみ野ランドの大規模改修、プールを廃止し入浴施設(温泉ではありません。ごみ焼却の余熱を利用して温めた温水です。)を拡大する計画が7億3,150万円で動き出しましたが、プール存続を望む住民の声はいまだやまず。
それもそのはず、地域住民や利用者へのアンケート調査すらやっていませんでした。プールはいらない、なんて誰の声? プールを残して改修すると10億7,800万円もかかるから、プールは廃止という説明でしたが、決った後から「現状維持で必要最小限の改修だと3億2,000万円」という改修見積りが出てきたのもオドロキでした。
財源はどうなっているか聞けば、6億円ある貯金のすべてと、ごみ焼却施設の余熱発電収益から1年分の1億円で7億円あるから大丈夫だというのですが、貯金は25年後の施設更新に備えるもので、全部使ってしまってどうする!?古いごみ焼却施設の解体費用も5億円は下らないというし、余裕のおカネなどないはず。
そこで、3~4億円でプールを廃止しないプランを再検討してもらうために、穂高広域施設組合の監査委員に「あづみ野ランドの7億円大規模改修のための設計業務委託料38,786,000円の支出の差し止め」を求めて、小林じゅん子を代表に5人の住民が連名で住民監査請求を行うことになりました。
※7月15日、穂高広域施設組合の事務局長を通じて、監査委員に対し住民監査請求書(正式な名称は穂高広域施設組合職員措置請求書といいます)を提出してきました。監査の結果は、二人の監査委員の合議により、受け付けた日から60日以内に決定されることになっています。