「市議が市に〝陣中見舞い〟」議会報告会で市民指摘(その1)

2014年6月27日市民タイムス記事

~5月20日の議会報告会から本日まで〝陣中見舞い〟《分からない》ままでいいのか~

 2014年6月27日の市民タイムスに報道されましたが、議員の寄付行為の禁止に関わることです。市民から指摘があった〝陣中見舞い〟問題について、議会全員協議会で調査と議会としての対応を求めた私に対して、議会内からは強い逆風が・・・

 まずは、安曇野市を考える市民ネットワークの横地さんが、議会全員協議会のレポートを寄せてくださいましたので、そちらからご覧ください。その後の展開については、次のページで書きます。

 安曇野市6月定例市議会最終日の2014年6月26日(午前中)に開かれた全員協議会で、議会改革推進委員長の小林純子議員は「公選法に触れる可能性がある行動をした議員がいる。議会として調査、対応してほしい」と求めた。

 5月20日に豊科で開かれた議会報告会で市民から「2月の大雪の時、議員から除雪作業の市職員へ陣中見舞いが贈られたのをどう考えるか」との質問があった。議会側は「初めて聞く話なので確認させていただかないと」と先送りした。

 小林議員は全協で「本日まで《分からない》のまま。公の場での質問であり、議会として調査、対応してほしい。公選法違反か、そうでないか。今後の議会としての対処も含めきちんと答えないといけない」と求めた。濱昭次議員は「あの会場では何のことか全く分からなかった。質問した本人に議長が聴けばどうか。全議員でやることでもない」と述べた。

 増田望三郎議員は「東京都議会女性議員への性差別ヤジ問題の幕引きで、地方議会への目は厳しくなっている。議会報告会で調査結果を報告するなり、エリを正すきっかけにしたい。事の大小を問わず、市民にお答えし、対応を示すべきだ」とくぎを刺した。

 宮下議長は「とりあえず本人に確認する」と当面の行動を提起。小林議員は「事実がどうだったか、公選法違反か、グレーゾーンか。一議員の問題としてではなく、全議員が公選法の正しい知識を得て間違いない対応をしてほしい」と改革推進委員長として求めた。

◆議員の寄附行為について(安曇野市議会ホームページより)http://www.city.azumino.nagano.jp/gikai/info01.html