公共施設の使用料の見直し、オーガニック給食の取り組み

~安曇野市議会12月定例会・小林じゅん子の一般質問~

安曇野市公共施設予約システム

明日からもう12月、師走、年の瀬、時の流れははやいもの、12月議会がすでに26日(火)に開会、12月20日(金)までとなっています。

12月議会には年に一度の会派代表質問というのがあります。無所属議員は3人いても会派ではないので、代表質問させてもらえないのが非常に残念です。無所属の3人は市政に対する問題意識や課題意識は高く、3人共同していい代表質問ができると思うのですが・・・。

今回も一般質問の通告書の提出が最後になってしまったため、質問の順番は最後となりました。12月11日(水)の3番目なので、午前中の最後(11時40分ごろから)か、午後の1時からかの微妙な時間となってしまいました。今回取り上げるテーマは以下の2件です。インターネットでもライブ中継をおこなっていますので、議場へ来られなくても「議会傍聴」できます。ラジオのように気軽に聴いてみてください。

(1)公共施設に関する市民ニーズや使用料の見直しについて

公共施設の提供は行政サービスであり100%行政負担としたいところであるが、受益者負担の考え方でいかないと、市財政の中で公共施設の維持管理を行っていくことは困難である。安曇野市の公共施設の使用料については、合併して今日まで、消費税増税に伴う変更を除いては大きく変わっていないが、社会情勢、経済状況の変化等をふまえ、受益者負担のあり方について、施設を利用する人と利用しない人との負担の公平性等を考慮した見直しが必要な時期が来ている。
また、公共施設の利用状況から市民ニーズを見極め、不足している状況を補うための方策や、公共利用に供することができる施設の掘り起こしも必要と考える。
そこで、以下に質問する。

1、公共施設の使用料設定に当たっての基本方針、その現状と課題について。
2、使用料の減額や免除の基準の見直しについて。
3、公共施設の利用状況から見えてくる市民ニーズについて。

(2)環境保全型農業の推進とオーガニック給食の取り組みについて
※オーガニックとは〈有機の〉という意味で、農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法をさします。

先の9月議会一般質問で安曇野市の環境保全型農業の推進・拡大について取り上げたところ、市としては支援策が十分浸透していないので、さらなる普及に力を入れていくとの答弁があった。環境にやさしい農業技術を広く普及する仕組みを作る、国の助成制度により環境保全効果の高い営農を支援する、エコファーマーの拡充、等々に取り組む等々が示された。
そこで、市も推進する環境保全型農業への関心を高め、取り組む農業者をふやすための後押しになるものとして、学校給食に有機無農薬米を導入することを提案する。給食を通じて地域の環境保全型農業・有機農業を活性化するということは、とりもなおさず成長期の子どもたちにより安心安全な給食を提供するということであり、これこそ食育の基本となる取り組みと考える。
そこで、以下に質問する。

1、安曇野市の学校給食の理念・目的から、有機無農薬栽培の農産品を使用したいわゆるオーガニック給食についてどのように考えているか。
2、オーガニック給食の取り組みとして、まずは有機無農薬米を導入してはどうか。
3、給食に有機無農薬米を導入するにあたって、市農政やJAとの体制、連携について。

◆令和元年12月定例会 会期日程
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/57295.html

◆令和元年12月定例会 代表質問
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/57534.html

◆令和元年12月定例会 一般質問
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/57533.html

◆インターネットでもライブ中継をおこなっています。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/

◆傍聴者のための無料の託児サービスがあります。
1週間前の予約が必要ですが、直前のキャンセルにも対応できますので、お気軽にご利用ください。(安曇野市議会義務局 電話:0263-71-2156へお申し込みください。)