議案に対する議員別賛否の一覧表
~安曇野市議会基本条例の第6条第6項の規定により公表されます~
7月1日施行となった安曇野市議会基本条例。
その第6条第6項 「議会は、議案に対する議員の賛否の表明を市民に公表するものとする」の規定により、この9月定例議会から議案に対する議員の賛否の表明が公表されることになりました。
安曇野市議会のホームページからご覧いただけます。
◆議案に対する議員別賛否については一覧をご覧ください。
議案等の賛否一覧PDF/189KB http://www.city.azumino.nagano.jp/gikai/info/2013/09/gian2509.files/02.pdf
こんな当たり前のことができるようになるまでには、こんなこともあったなと感慨深く、いや苦々しく思い出しました。
2007年6月1日 議会運営委員会で議会広報編集について協議 http://junko.voicejapan.net/blog/2007/06/01/3633/
2007年8月6日 タイミングよく新聞報道
http://junko.voicejapan.net/blog/2007/08/06/3623/
議会基本条例の制定が、議会改革や議員の意識の変革につながることを期待したいです。
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以下は、市民ネット横地泰英さんから届いた傍聴記です。ご覧ください。
安曇野市議会9月定例会終わる/任期満了、市長・市議選へ
安曇野市議会は2013年9月定例会最終日の17日、25年度補正予算案、24年度決算などの審議を終え、提案された議案を可決して閉会した。市長、市議とも任期終了まで一カ月余りとなり、焦点は29日告示、10月6日投開票の選挙へ移る。
25年度補正予算案は総額7億円。当初予算と合わせて397億7800万円となる。議論が集中したのは、穂高総合支所・三郷総合支所の建設事業計画の再検討を求める請願8号。この請願については松澤好哲議員(共産市議団)と吉田満男市議(無所属連合)らが賛成討論したが、採決の結果、請願に賛成したのは吉田、荻原勝昭、小林純子ら無所属連合議員と共産党の3議員、賛成少数で否決された。関連して穂高会館耐震補強等改修工事請負契約の議案では、松澤好哲議員が「穂高会館と穂高総合支所、明科総合支所、三郷総合支所との整合はどうなっているか。安曇野市としてのコンセプトを示してほしい」など質疑があったが賛成多数で可決された。
三郷小倉の廃棄物処理業、増田建設産業の処理場防音壁が倒壊の危険があるとして、市議会としての対応を求めた住民の請願は、全会一致で採択された。この請願は9月9日の環境経済員会で採択され、丸山祐之委員長は17日「市は業者のデータと業務委託した調査を比較検討するとしているが、住民監視の調査資料も並べて比較検討するべきである。業者の補正には明確な数字や安全性が認められない。また市は業者には要望書、県には要請書を考えているようだが、不十分である」と請願に賛成する報告をした。
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市長選、市議選に向けて、市の事前説明会(8日)には、市長選へ現新2陣営、市議選には30陣営が出席した。検討中の陣営もあるという。30陣営のうち、現職は14人、新顔16人。市議定数は6月定例会で28人から25人に削減されており、相当な激戦が予想される。